2022年1月現在、世界中で17,000を超える仮想通貨銘柄が存在します。
もちろん、このすべてに固有の名前がつけられていて、中には名前だけで気になってしまう通貨もあります。
その一つが「ポリゴン(MATIC)」という通貨です。
ポケモン世代の方にはおなじみの名前ですが、この通貨は名前に親近感が持てる以上に、アルトコインの投資対象として検討の価値のある通貨です。
そこで今回の記事では、そんな「ポリゴン(MATIC)」についてご紹介します。
具体的には
基本情報
ポリゴン(MATIC)の開発目的と用途
将来性
まとめ
この順番で、ご紹介していきます。
3分くらいで読める内容になっていますし、読めばポリゴン(MATIC)の基本について理解できますので、ぜひご一読を。
基本情報
まずはポリゴン(MATIC)の基本情報からご紹介します。
【HP】ポリゴン(MATIC)のHP
ポリゴン(MATIC)は、時価総額14位の仮想通貨です。
14位といっても、アルトコインの中では、かなり規模の大きい通貨です。
また、仮想通貨では機能が似た者同士がグループ分けされることもあり、ポリゴン(MATIC)はBSC銘柄というカテゴリの銘柄のひとつです。
このBCSというのは、Binance Smart Chain(バイナンス スマート チェーン)の略で、スマートコントラクトベースの高性能なアプリケーションを実行するために構築されたブロックチェーンです。
という方のために、簡単に表現すると
「自動的で様々な取引を安全に行える高性能なアプリケーション」開発を目指している仮想通貨銘柄グループです。
イーサリアム(ETH)やも、同じBCS銘柄です。
イーサリアム(ETH)やポルカドット(DOT) については、過去に記事で、どんな通貨かをご紹介していますので、ご興味のある方は合わせてチェックしてみてくださいね。
ポリゴン(MATIC)の開発目的と用途
先程も少し触れましたが、ポリゴン(MATIC)はBCS銘柄の一つで、ブロックチェーン上におけるトランザクション速度を向上させ、さらにコストを削減することを目指して開発されています。
トランザクションは「取引記録の処理」のようなものです。
処理を高速化することで、かかる負担を軽減できるので、その分送金などの取引時にかかる手数料のコストをより安価にすることを目指しています。
これを聞いて、上級者の方はある通貨を思い出したかもしれません。
そう、イーサリアム(ETH)です。
イーサリアム(ETH)は同じBSC銘柄ですが、あまりに取引量が多いために、手数料が高額かつトランザクション(取引記録処理)の速度がとても遅くなってしまうことがあります。
イーサリアム(ETH)が抱えるこのような問題(スケーラビリティ問題)を、ポリゴン(MATIC)は解決できる可能性があります。
どのように解決するのかというと、イーサリアムのブロックチェーンと並行稼動してイーサリアムのブロックチェーンで行うトランザクションを補助してくれるのです。
このようなスケーラビリティ問題の解決方法をセカンドレイヤー・ネットワークソリューションといったりします。
このような役割で、今後の活躍が期待されているのがポリゴン(MATIC)です。
将来性
ポリゴンは2019年9月にリリースされました。
通貨名はポリゴンですがシンボルは「MATIC」ですので、銘柄検索の際にはお間違いなく。
上場後しばらくは価格が停滞していましたが、およそ2年後の2021年5月に価格が一気に高騰しました。
このきっかけが、イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題です。
イーサリアム(ETH)の手数料高騰やトランザクションが遅さが問題となり、このころから「イーサリアムの代わりになるネットワークを使おう」という考えを持つ人が増えました。
そのときに使われるようになった通貨の一つがポリゴン(MATIC)でした。
実際に利用されることによる価格高騰と、期待をもって投資対象とする投資家の増加による価格高騰が重なり、この時期に一気に時価総額ランキングも上がりました。
以降は比較的安定していますが、今後NFTなどの需要上昇などの新しい技術の躍進に伴い、価格上昇の可能性は十分あります。
その他にも有名企業と提携したり、ポリゴン(MATIC)ネットワーク独自のサービスが開発されるようなことがあれば、価格上昇への期待はますます大きくなることが予想されますから、しっかりと情報を集めておきたい通貨です。
ちなみに、残念ながら今のところポリゴン(MATIC)は国内取引所での取り扱いはありません。
ポリゴン(MATIC)に投資をしたい方は、先程少し登場した世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンス(BINANCE)取引所で購入するのがおすすめです。
国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
↓
ポリゴン(MATIC)を取り扱う海外の取引所に仮想通貨を送金
↓
海外の取引所でポリゴン(MATIC)を購入
ざっくり、この流れで購入することが可能です。
詳細について知りたい方は、過去の記事が参考になりますので、ぜひチェックしてみましょう。
まとめ
今回の記事では、ポリゴン(MATIC)の基本についてご紹介しました。
イーサリアム(ETH)の需要が高まれば、それに伴ってポリゴン(MATIC)も注目される可能性があります。
ご自身のポートフォリオを組むときに、複数のアルトコインに分散投資をお考えの方にとっては、検討の余地が十分にある銘柄の一つといえます。
未来のことは誰にもわかりませんが、いろいろなケースを想定して、投資銘柄を選択していきましょう。
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