2021年も大きな注目を集めた仮想通貨。
仮想通貨の代表的な銘柄であるビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も2021年に過去最高値を記録し、その期待の大きさを実感した方も多かったのではないでしょうか。
このタイミングで仮想通貨への投資を始められた方もいらっしゃる一方で
という方もまだまだ多いと思います。
そこで今回の記事では、そんな仮想通貨がどんなものかわからない不安を解消すべく、仮想通貨の基本についてご紹介します。
具体的には
仮想通貨とは
仮想通貨投資のメリットデメリット
まとめ
この順番で、ご紹介していきます。
5分くらいで読める内容になっていますし、読めば仮想通貨の基本について理解出来ますので、ぜひご一読を。
仮想通貨とは
仮想通貨とは、物体として存在せず電子データのみで取り扱われる通貨です。
仮想通貨は暗号資産とも呼ばれており、両者は同じ意味です。
仮想通貨(暗号資産)の定義について、金融庁は下記のように示しています。
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
また仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーン技術によってセキュリティ対策が行われている点が特徴です。
ブロックチェーンというのは、取引履歴を暗号技術によってひと繋ぎにしておき、そのデータをネットワークユーザー同士が共有することで、安全に管理する技術のことです。
銀行などの仲介機関を介さず、個人のユーザー間で自由に取引できるのも暗号資産の特徴です。
暗号資産(仮想通貨)の取引は「交換所」や「取引所」で行うことが可能です。
仮想通貨のメリットデメリット
今まで私達が使ってきた法定通貨とは、全く異なる仮想通貨。
その特徴をもう少し深く理解するために、仮想通貨のメリットとデメリットをご紹介します。
仮想通貨のメリット
仮想通貨の主なメリットは下記の3点です。
・365日24時間いつでも取引可能
・世界共通で使用できる
・個人情報を守れる
各メリットについて、簡単にご説明します。
365日24時間いつでも取引可能
法定通貨の場合は、銀行のサービス提供時間のみ取引が可能ですし、株式取引の場合は、証券所の取引時間内にしか取引を行うことができません。
対して、仮想通貨の場合は、365日24時間いつでも取引することが可能です。
世界共通で使用できる
仮想通貨は世界のどの国からでも自由に取引が可能です。
法定通貨は、あくまでも国ごとの通貨ですが、仮想通貨は世界共通の資産です。
そのため、将来もっと仮想通貨が一般的になれば、国をまたぐ送金がとても簡単になります。
そして、これによって、国の壁を超えて自由に個人間で仕事を受発注することも可能になります。
ビジネスチャンスは今までよりもさらに広がっていきそうですね。
個人情報を守れる
仮想通貨では、取引データをネットワークユーザー同士が共有するため、個人情報を特定の組織に渡す必要がありません。
テレビで「個人情報漏洩」のニュースが流れることもあります。
大切な情報を悪用されないのは、大きなメリットです。
仮想通貨のデメリット
仮想通貨の主なデメリットは下記の3点です。
・ボラリティ(価格変動リスク)が大きい
・取引所のハッキングリスクがある
・自分で情報管理が必要
デメリットについても、簡単にご説明します。
ボラリティ(価格変動リスク)が大きい
仮想通貨は、まだまだできたての通貨であり技術です。
そのため、法定通貨や株式市場と比較すると、価値がまだまだ安定していません。
価格変動が大きいのはデメリットである一方、今後の需要増加による価格高騰を狙えるという点では、一概に悪いことではありません。
取引所のハッキングリスクがある
先程触れたように、仮想通貨の取引自体はブロックチェーンを用いており、安全性は高いですが、仮想通貨の取引を行う取引所についてはハッキングのリスクがあります。
取引所でウォレット(仮想通貨を保管するお財布のようなもの)や秘密鍵(お財布の中を開ける鍵)をハッキングされると、個人情報の流出や不正取引が行われる可能性があります。
ハッキング被害の事例は現時点でいくつもあり、通貨が盗まれるという事件が多発しています。
自分の資産が取られないように、取引所を選ぶ際には安全性の高さやセキュリティ体制にも重点を置いて選ぶ必要があります。
自分で情報管理が必要
先程、メリットとして「個人情報を特定の組織に渡す必要がなく、安心」とお伝えしましたが、これは裏を返すと、資産管理に必要な情報は、自分だけで保管しなければならないということです。
つまり、自分がなくしてしまうと、誰もその情報にアクセスできなくなってしまいます。
具体例でご説明すると、今までは特定のサービスを利用するときに、ログイン情報を登録していました。
後日ログイン情報を忘れてしまっても、問い合わせすることで情報の再発行や別の情報での本人確認によって、ログインはできるようになっていたと思います。
しかし、仮想通貨の場合、特定の組織が情報を管理していないので、自分の資産にアクセスする暗号を紛失してしまうと、二度と資産を取り出すことはできません。
その暗号は、自分しか持っていないからです。
そのため、仮想通貨の取引を行う際には、今まで以上に自分で情報をしっかり管理する必要があります。
まとめ
今回の記事では、初心者の方向けに仮想通貨の基本とメリット・デメリットについてご紹介しました。
このように感じられるのは当たり前のことですし、危険を回避するために必要な感覚です。
一方で、最低限の基礎知識を学べば、あとは少額から実際に保有してみながら勉強をしてくのもおすすめです。
自分で持つことで、さらに投資対象に興味を持つことができるからです。
なかなか行動に移せない方は、投資額のハードルをぐっと下げて、はじめてみるのもおすすめです。
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