仮想通貨銘柄は、2022年1 月現在17,000を超えています。
仮想通貨の投資を始めたての頃は、この種類の多さに圧倒されてしまいます。
国内の取引所では、現在のところ30銘柄程度の取り扱い数ですが、それでも最初のころは、何を購入すればいいか悩んでします。
このように考えて銘柄を確認していると、ビットコイン(BTC)と名前がそっくりなビットコインキャッシュ(BCH)という銘柄を発見すると思います。
こちらの銘柄を発見したときに
こんな疑問を持たれた方が多いと思います。
そこで今回の記事では、そんなビットコイン(BTC)と名前がそっくりなビットコインキャッシュ(BCH)について、おさえておいてほしい基本的な内容をご紹介します。
具体的には
基本情報
ビットコインキャッシュ(BCH)の開発目的と用途
将来性
まとめ
この順番で、ご紹介していきます。
3分くらいで読める内容になっていますし、読めばビットコインキャッシュ(BCH)の基本について理解できますので、ぜひご一読を。
基本情報
まずはビットコインキャッシュ(BCH)の基本情報からご紹介します。
ビットコイン(BTC)と名前がそっくりとはいえ、誕生は2017年とまだまだ歴史の浅い通貨です。
現在の時点で、1位のビットコイン(BTC)と比較してコイン1枚あたりの価格と時価総額の規模は、ともに1%にも満たない段階の通貨です。
ビットコインキャッシュ(BCH)の開発目的と用途
実はビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月1日にビットコイン(BTC)から分裂(ハードフォーク)した仮想通貨です。
ビットコイン(BTC)の抱えるスケーラビリティ問題を解決するために生まれました。
スケーラビリティ問題についての詳細なご説明は上級者向けとなりますので割愛しますが、1度に処理できるデータの量が不十分なせいで、取引データの処理が追いつかなくなって、資金のやりとりの遅延が発生してしまうというものです。
この問題の解決する方法はいくつかあるのですが、どの方法を採用して問題を解決していくべきかの議論の結果、チーム内で意見が別れました。
この意見の相違に伴うチーム分裂に伴い、通貨も分裂して、ビットコインキャシュ(BCH)が誕生しました。
用途はビットコイン(BTC)と同様に、日常生活の決済に使用することが可能です。
飲食店、デパート、オンラインショッピングなど幅広いお買い物、決済のシーンで活躍するコインです。
将来性
先にお話したとおり、ビットコインキャッシュ(BCH)は2017年にビットコイン(BTC)から分裂することで、誕生しました。
最大発行枚数はビットコイン(BTC)と同様に2,100万枚で、2020年に初の半減期(マイニング報酬が減額され、コイ
ンの希少性が一段階上がるイベントで、半減期後にはコインの価格が上がる傾向がある)がありました。
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)の抱えるスケーラビリティ問題に対策を講じることで送付速度が向上しています。
この特徴から、ほかの暗号資産と比較しても、取引手数料が比較的安価というメリットがあります。
今後はこのメリットの有用性が認められるか、そして流通が拡大するかについて注目を集めています。
2018年のハードフォークでは、スマートコントラクト機能が追加され、より有用性が向上する可能性が高まったとして期待が高まっています。
ちなみに、スマートコントラクト機能は、イーサリアム(ETH)の特徴的な機能の一つで、簡単にいうと「設定した挙動を自動的に実行する」機能です。
安心な商取引を行うシーンで大活躍する機能とも言えます。
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)のコンセプトを忠実に引き継いでいながら、ビットコイン(BTC)の抱える問題を解決しており、さらに独自の機能も搭載した通貨です。
このような点からも、今後の動向を常に注視していきたい銘柄です。
まとめ
今回の記事では、ビットコインキャッシュ(BCH)について基本的な内容をご紹介しました。
2022年1月現在、仮想通貨銘柄数約17,000の中でビットコインキャッシュ(BCH)は、時価総額ランキングが30位圏内の銘柄です。
現段階では、ポートフォリオに組み込む時に、大きな割合を占めるのによい、とまでは行きませんが、ご自身にとって無理のない範囲で定期的に購入する場合、選択肢になりえる銘柄です。
仮想通貨は、ご自身の手元に迎えてはじめて、その銘柄についてとり興味が湧くことが多いですから、買ってみたいけれど悩んでいるという方は、お勉強も兼ねて少量から持ってみるのもおすすめです。
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