最近よく聞く「NFT」。
特に仮想通貨投資経験者は一度は耳にしたことがあるかもしれません。
そんな最近話題沸騰のNFTですが、まだまだ先進的な技術。
このように、イメージもついてない方がほとんどではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では新しい時代を作るかもしれない技術、NFTについてどんなものなのかをご紹介します。
具体的には、
NFTとは
NFTでできること
NFTの課題
まとめ
この順番でご紹介していきたいと思います。
5分程度で読める内容になっていますし、読めばNFTについて基本を理解できますのでぜひご一読を!
ちなみに、今回の記事は執筆にあたり、「中田敦彦のYouTube大学」というYouTubeチャンネルを参考にしております。
今回ご紹介するNFTについて、とてもわかりやすく解説してくださっていますので、ぜひチェックしてみましょう。
【NFTとメタバース①】デジタル資産になぜ数十億円もの価値がつくのか?世界の未来はどう変わる? |
【NFTとメタバース②】NFTはゲーム・ファッション・スポーツ・音楽業界の未来をどう変えるのか? |
NFTってなに?
まずは、NFTという言葉のご説明からさせていただきます。
NFTはNon-Fungible Tolenの略で、直訳すると「非代替性トークン」です。
言葉からでは、全く意味が想像できませんよね。
NFTについて書かれた書籍によると、NFTは唯一無二の価値を持つデジタル資産とのこと。
この説明でもいまいちピンとこない方も多いと思います。
ポイントは、NFTの誕生によってデジタルのものを所有する時代が来たということです。
つまり、NFTはデジタルの所有物です。
今まで形あるもの、例えば「車」「家」などの資産は、所有権などの法律で守られてきました。
今、この物は誰のものであるかを権利書、契約書などの書類で証明することが可能で、それが当たり前です。
一方でデジタルのものはどうでしょうか。
写真、イラスト、音楽など、形のないものは、今まで簡単にコピーされて使われていました。
「どれだけでも複製できてしまう」
この性質のせいで、形のないものは価値がつきにくいものでした。
そして、これに苦しめられていたのがクリエイターの人たちです。
一生懸命つくったオリジナル作品を、好きなだけコピーされて勝手に使い回されてしまうのですから、たまったものではありません。
この問題をNFTは解決出来るのです。
なぜかというと、NFTは、そのデジタルデータの中に印、書類で言えばはんこのようなものを押されているデータなのです。
契約書に押されたはんこが、その書類が原本であること、またはその正式なコピー版であることを証明できるように、NFTのデジタルデータは、オリジナルやオリジナルからの正式な複製版であることを証明することが可能です。
そして、このデジタルデータに印をつける技術が、仮想通貨投資を行うみなさんがご存知のブロックチェーンです。
こちらの記事でブロックチェーンについての細かい説明は割愛しますが、今まさに起こっているデジタル技術の革命であることは覚えておきましょう。
今の時代にかかせない「インターネット」「スマホ」「SNS」も、生まれたてのころは今のNFTと同様、みんなにとって想像のしにくい存在でした。
しかし、今ではサービスが普及し、実際に自分が生活の中で利用するようになってどんなものであるか、イメージをしっかり持つことが出来ていると思います。
NFTも同様、今はまだよくわからない存在かもしれませんが、将来的には生活にかかせない、世界を変える存在になりうるものであることをしっかり認識しておきましょう。
NFTでできること
先の項では、「NFTは印つきのデジタルデータ。デジタルデータのNFT化によって、デジタルな作品が唯一無二の資産になる」ということをお話しました。
では、これによってどんなことが出来るのでしょう。
いくつか具体例を上げて見てみましょう。
ゲームのアイテムが売れる
あるゲームで、一生懸命レベルを上げて、特別なアイテムを獲得したとします。
今までならゲームに飽きてしまったら、頑張って獲得したアイテムはそのまま、どうする事もできずに使わないまま置いておくか削除するだけでしたが、これからはこれを販売することが可能になります。
デジタルアートも絵画のように価値がつく
今までスクショやダウンロードで簡単にコピーされてしまっていたものが、できなくなるということは、データであってもアート作品は一点物になります。
ということは、ムンクの描いた「叫び」の絵画のように、これからはデジタルアートも〇〇の描いた「□□」のように特別な価値を持つようになります。
トップブランドもデジタルファッション業界に出品
これからは、デジタル世界の自分(アバター)の着る洋服も、ファッションとして売買出来るようになります。
シャネルやグッチなどのトップブランドも参入して、オンライン上の自分のために、好みの洋服を購入する時代がやってきます。
チケットのNFT化で転売撲滅
チケットのNFT化で、誰がいつ何枚のチケットを購入して、いくらで転売されたのかが丸見えになります。
このおかげで、今まで大量に定価購入してそれを法外な価格で転売して利益を得ていた「転売ヤー」を撲滅することが出来ます。
販売者にとっても購入者にとってもうれしいことです。
音楽の配信数制限で価値が上がる
今までは音楽は共有されることが多かったですが、これが大きく変わりそうですね。
コピーできないわけですから、これからは「限定100配信」のように、配信数を限定して、希少価値を考慮して楽曲を出すアーティストが出てくるかもしれません。
NFTの課題
今までの説明で、NFTは最高という印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
実際に、NFTは大きなビジネスチャンスになります。
しかし、一方でまだまだ先進的ですから、解決すべき課題も山積しています。
期待すべきすばらしい技術であることは間違い有りませんが、投資をする上で、課題もしっかり認識しておきましょう。
認知度がまだ低い
新しいものですから、まだまだ認知度が低いのが現状です。
スマホ、SNSなどのように誰でも知る存在になるには、もっともっと認知されることが必要です。
広まることで、大きな企業が参入して、サービスの幅も広がり、有意性も高まります。
これからに期待です。
NFT出品者に審査体制を導入する必要性
NFTの偽物や粗悪品に対する対策の一環として、今後出品者の審査制度が必要とも言われています。
NFTの信頼性を確立するために、出品者の制限がされるかもしれません。
法整備が追いついていない
有形資産については、すでに法律が整備されていますが、NFTについてはまだまだこれからです。
残念ですが、法律が未整備であることを利用した詐欺は、必ず発生します。
仮想通貨も同様ですが、現段階では法律が守ってくれるから安心とは言えない状態ですので、くれぐれも安易な話には注意しましょう。
今回ご紹介した課題は、あくまでも一部にすぎません。
先進的で斬新なものは魅力的ですが、現時点ではハイリスクハイリターンです。
NFTなら何でも価値があるかというと全くそうではありません。
価値がないものも、たくさんあります。
安易に購入するのは危険です。
まとめ
最後にちょっと怖いことを言いましたが、デジタル技術革命と言っても過言ではないブロックチェーン技術を使ったNFT。
これからの展望には大きな期待が持てます。
ちなみに、このNFTはどうやって購入するのかというと、今のところもっともメジャーなのは「イーサリアム(ETH)」を使った購入です。
NFTの発展に伴ったイーサリアム(ETH)という仮想通貨の価値の変動も、今後注目していきたいポイントです。
最近ブロックチェーン技術から、どんどん新しいサービスや技術が誕生しています。
時代のトレンドにしっかり足並みを揃えられるように、日頃から情報収集を行っていくことが重要です。
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