今回の記事では、アメリカでのサービスが開始されることになった、Apple社の普通預金口座サービスについてご紹介します!
Appleの普通預金サービスとは?
Appleの普通預金サービスは、アメリカ在住のApple Cardの利用者に向けて、新たに始めることになった普通預金口座サービスです。
Appleのサービスではありますが、口座自体は、ゴールドマン・サックス銀行の支店に作られるため、電子マネーなどではなく、預金保険の対象になる正規の銀行口座です。
このサービスは、Apple Cardを保有している人が対象。
Apple Cardは、Appleが2019年3月に米国で発表したクレジットカードで、普通預金サービスと同様ゴールドマン・サックスと組んでサービスを提供しています。
Apple Cardは、iPhoneとApple Pay(Appleの提供する電子マネーサービス)に最適化されており、申し込みや発行、利用明細の確認がiPhone内で完結します。
さらに、Apple Payで使うと2%の現金キャッシュバックを受けられるという、Appleユーザーには嬉しい特徴があります。
Appleの普通預金サービスの金利は「年4.15%」
米国で始まるAppleの普通預金サービスの金利は「年4.15%」。
日本から見れば、とんでもなく高く感じますが、米国の地方銀行やネット銀行など小規模な金融機関では、それほど珍しいものではないようです。
とはいえ、4.15%という水準は、全米平均0.3 %の10倍以上、日本のメガバンクの普通預金金利0.001%と比べると実に4150倍となることから、大きな注目を浴びています。
年利4.15%で預金をした場合、100万円を預けておくだけで、1年後104万円になり、+4万円の利益を得ることができるということですから、かなりお得です。
開設した口座は、iPhoneのお財布アプリ「ウォレット」から管理し、残高や利息推移を確認可能になるとのことです。
口座の運用や管理は、金融大手のゴールドマン・サックスが担うことから信用性も高く、手数料や最低入金額といった設定がないのも嬉しいポイントです。
まとめ
今回の記事では、Apple社が新しく発表した普通預金口座のサービスについて、ご紹介しました。
現時点でのサービス対象者は米国在住のApple Card保有者限定ですが、iPhoneの世界シェアが27%の中で、日本国内でのiPhoneシェアは67%と、かなり高いため、今後の動向によっては、日本国内でもサービスが展開される可能性もあります。
今後の動向に期待しましょう。
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