海外の取引所でアルトコインを購入する時に、このような場面に遭遇することがあります。
【参考】BINANCE(バイナンス)取引所アプリの取引画面
そこで、保有のコインの一部をテザー(USDT)に交換してから、目的のアルトコインを購入するわけですが、
このような疑問をお持ちではありませんか。
そこで今回の記事では、テザー(USDT)について、押さえておいていただきたい基本についてご紹介します。
具体的には、
テザー(USDT)の基本概要と特徴
テザー(USDT)の便利な活用方法
まとめ
この順番ご紹介していきます。
3分くらいで読める内容になっていますし、読めば今までよくわからずに取引をしていたテザー(USDT)の基本を理解することが出来ますので、ぜひご一読を。
テザー(USDT)の基本概要と特徴
テザー(USDT)は仮想通貨銘柄の一つで、Tether Limited社によって運営されている、米ドル連動のステーブルコインです。
ステーブルコインというのは、価格が安定するように設計されているコインのことで、別名「ペッグ通貨」とも言います。
ステーブル(stable)は「安定している」、ペッグ(peg)は「釘でとまる」という意味をもった英単語ですから、名前の意味で思い描くイメージのとおりです。
ステーブルコインには、いくつか種類があります。
その中の一つがドルや円といった「法定通貨」と連動「法定通貨」と連動しているタイプ(法定通貨担保型)で、テザー(USDT)は、これに該当します。
これはどういうことかというと、ほかの仮想通貨と比較すると大きく異なる仕組みを持つということです。
また、ビットコイン(BTC)を始めとするステーブルコイン以外の仮想通貨銘柄は、価格変動が大きいのに対し、テザー(USDT)を始めとするステーブルコインは価格変動がかなり抑えられています。
少し難しいことを言いましたが、こちらで覚えていただきたいテザー(USDT)の基本概要と特徴は、下記の4つです
・テザー(USDT)は仮想通貨銘柄の一つ
・米ドルに連動するステーブルコイン
・価格が安定している
・ビットコインなどの他の通貨の価格と連動していない
この4つのポイントを、ますはしっかり押さえておきましょう。
テザー(USDT)の便利な活用方法
前項でテザー(USDT)は「価格が安定している」と、ご紹介しました。
この特徴から、テザー(USDT)は仮想通貨の投資を行う上で資産を守ることに利用できます。
すでに仮想通貨投資を行っている方は実感されている方もいると思いますが、仮想通貨の価格が変動する局面では、特定の銘柄が変動するときもありますが、複数銘柄または仮想通貨の殆どの銘柄が揃って変動することも少なくありません。
相場が下落局面のときに、一時的にビットコイン(BTC)などの仮想通貨をテザー(USDT)に交換することで、価格のい変動に対する防御力を高め、損失を抑えて資産を守ることが出来ます。
そして、暴落の局面が終わった時には、逆にテザー(USDT)からビットコイン(BTC)などの仮想通貨にまた交換することで、利益(キャピタルゲイン)を得ることも出来るのです。
このように、一見価格が安定していて、投資には不向きに感じられるテザー(USDT)ですが、相場の価格変動が大きい場面において、真価を発揮します。
今まで、ほしい通貨を購入するための中継役としてのみ認識していた方も、これからは、損失回避と下落局面を上手に乗り切れる頼もしい通貨としての一面をしっかり認識しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、テザー(USDT)の基本について、ご紹介しました。
国内の取引所のみで仮想通貨の投資を行っている方は、テザー(USDT)にふれることはありませんが、海外でのみ取り扱いのあるアルトコインを購入する場面では、テザー(USDT)を介して購入することも珍しくありません。
テザー(USDT)をお持ちの方もそうでない方も、仮想通貨資産をしっかり守り育てていくために、テザー(USDT)の基本をしっかり理解しておきことが大切です。
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